FP2級に業務未経験・独学で一発合格した勉強方法やスケジュールを公開
私は昨年、業務未経験・独学でFP2級試験に一発合格しました。勉強期間はFP3級から含めて約7ヵ月半、計110時間でした。
通常は合格するまでに150~300時間かかると言われているので、業務未経験にしては平均より早めに合格できました!
この記事は、
- 独学でFP2級を合格するための勉強方法
- 実際に使用したテキストや動画の紹介
- 合格するための3つのコツ
FP2級に合格するための方法を、私の経験をもとに伝授していきます。
FP2級を受験するかと迷っている人や、勉強しているけどなかなか上手くいかない人は、ぜひ最後までお読みください。
業務未経験・独学でFP2級に合格した勉強時間とスケジュール
| FP3級の勉強時間 | 約50時間 |
| FP2級の勉強時間 | 約60時間 |
| 合計 | 約110時間 |
私の勉強時間は、FP3級とFP2級の合計110時間でした。
次に勉強開始から試験日までの勉強期間は以下の通りです。
勉強期間は3級が4ヶ月半、2級は3ヶ月ちょっとです。
3級は取り組みは早かったものの、最初の2ヵ月は休日に1~2時間しか勉強しておらず、勉強時間が短いです。
もともと2級まで受験する予定だったので、3級の試験が終了してすぐ自己採点で合格を確認して、2級の勉強を始めました。
試験日程の関係により約3ヶ月で2級の試験に臨みましたが、合格はギリギリでした
スケジュール的に余裕がないので、私と同じ日程で受験しようと考えている人は、3級の受験が終わった日から毎日計画的に勉強してください。
2級試験前の2週間は、平日も毎日2~3時間勉強してすごく疲れました。
業務未経験・独学でFP2級に合格した勉強方法3STEP

私はFP2級を合格するためにこのような順で勉強しました。
STEP1.市販のテキストと問題集で勉強する
STEP2.最新の試験回から順に過去問を解く
STEP3.Youtubeの講義で再び知識を定着させる
STEPごとに実際に使った教材と具体的な勉強方法を紹介します。
STEP1.市販のテキストと問題集で勉強する
FP2級はテキストと問題集を本屋で購入して勉強しました。
私が使っていたテキストと問題集は、TAC出版から出されている「みんなが欲しかった!FPの教科書」シリーズです。
試験年ごとに最新版が出ているので、新しく購入する人は受験を予定している試験日に対応するものを買うようにしてください。
FP3級のときも同じシリーズを使っていました。
資格のテキストは、必ず本屋で一度中身を軽く見てから購入しています。大きさや厚さ・書体やイラストの割合などを比較して、自分がしっくりくるテキストを選ぶようにしています。
「みんなが欲しかった!FPの教科書」はオールカラーで見やすく、字体やイラストで印象が柔らかくまとめてあるところが良かったです。売上No.1で信頼もできます。
テキストと問題集を交互に解いていくのがおすすめと書いてあったため、問題集も合わせて購入しました。
問題集は過去問の寄せ集めですが、勉強した分野の問題がまとめて解けて、知識の定着に繋がりました。ただテキストの例題と問題集の問題が毎回重複していたので変えてほしかったです。値段を安く済ませたい人はテキストだけ購入しても支障はないと思います。
テキストと問題集はかなり分厚いため、2分野ごとに切り離しができます。それでも持ち運んぶときは大変です…
STEP2.最新の試験回から順に過去問を解く
テキストと問題集を1周したあとに過去問に取り組みました。
「過去問道場(https://fp2-siken.com/kakomon.php)」というサイトを使っていました。
最新の試験回から順に解けるだけ解きました。最終的に3級は学科・実技それぞれで5回分、2級は3、4回分解きました。(2級は時間があれば倍くらいは過去問を解いておきたかったです)試験年度を混ぜて出題したことはないです。
同じ回の過去問は1~2時間確保して、一気に解くようにしていました。解くときは時間を図っておくようにしましょう。
過去問道場の出題設定で「模擬試験モード」を選択すると、指定した試験回の問題がランダムに並び替えられずに出題できます。
並び替えられてしまうと6分野が行ったり来たりしてしまうため、並び替えずに解くことおすすめします。実際の試験も6分野が順番に出るのでランダムに解く必要はないはずです。
特に実技では続きの問題もバラバラにされてしまうので、並び替えには注意してください。
過去問を採点して3回くらい安定して合格点にいけば、試験当日も問題なく合格できるはずです。
私は3級のときは最初から合格点に届いたのでそのまま過去問を解き続けました。しかし2級は過去問を解いても解答に自信が持てる問題が少なく、合格点にもなかなか届きませんでした。
そこで一度、過去問を諦めて点数がとれない分野だけでも勉強し直すことにします。

FP2級の試験2~3週間前の急な方向転換でとても焦っています
STEP3.Youtubeの講義で再び知識を定着させる
私はテキストをもう1周するだけでは知識が十分に定着できないと考えました。
できれば映像授業がよかったため、Youtubeで探したところ「ほんださん/東大式FPチャンネル(https://www.youtube.com/@HondaFP)」を見つけました。
再生リストの「ゼロからFP完全講義」というシリーズが分野別に2級の内容をすべて無料で解説してくれています。
すべて無料で公開してくれているなんてありえないレベルのすごくわかりやすい講義です。
ただがむしゃらに暗記するのではなく、その結果や数字になる理由を理解しようというコンセプトの講義で、理由を考えるようになってから覚えられなかった部分が覚えられるようになりました。例えば終価係数や現価係数などの資金計画を立てるさいの係数のところは言葉の意味を理解すれば簡単に覚えられました。
私は特に金融資産運用の分野が苦手でした。まず金融資産運用のシリーズの動画をすべて見て過去問を解いたら、以前よりもわかるようになっていました。
むしろ苦手だった金融資産運用の分野が一番理解できているほど、ほんださんのYouTubeはすごく効果がありました。
他の分野も動画を見たほうが合格に近づくと考えて、テストまで見れる範囲でひたすら動画を見ました。すべては見切れませんでしたが、「ゼロからFP完全講義」シリーズの8~9割は見ました。
一度テキストで勉強していたからかもしれませんが、個人的にはテキストよりもこの動画のほうがわかりやすかったです。
ギリギリで覚えなおして、本番はなんとか合格できました。YouTubeを見て学習する方法に切り替えていなければ、きっと合格していないでしょう。
テキストを読んでも覚えられない、過去問を解いても合格点に届かないという人はまずは苦手な分野だけでも「ゼロからFP完全講義」シリーズを見てみてください。私みたいに合格の糸口になるかもしれません。
業務未経験・独学でFP2級を合格するコツ3選

業務未経験・独学でFP2級を合格するのはかなり苦労しました。
私は合格するために次の3つを意識して勉強していました。
- 6分野すべてで6割以上取る
- 得意分野と苦手分野を見極める
- 学科はテキスト、実技は過去問を重点的に勉強する
1.6分野すべてで6割以上取る
FP2級の学科試験は6分野がそれぞれ10点ずつで合計60点満点です。6割の合計36点取れれば合格できます。
業務未経験の人は捨てる分野を作らずに、すべての分野で6点以上取れるように勉強をしましょう。すべての分野で平均的に点をとるほうがリスクが少ないからです。
専門ですごく詳しい分野があって絶対に10点取れる自信があるならば、他の分野を捨てても合格できるかもしれませんが、確実にその分野で10点をとることは難しいです。
私はFP3級を受けたときに9割とる気持ちで臨みましたが、結果は8.5割でした。2択の問題で9割すらとれないならば、4択になる2級で分野ごとに高得点を取ることは無理だろうと予想しました。そのため、すべての分野で6割以上バランス良くとることを目標に勉強を進めました。
FP2級試験の結果はこのようになりました。
| 分野 | 得点 |
| ライフプランニングと資金計画 | 6 |
| リスク管理 | 7 |
| 金融資産運用 | 6 |
| タックスプランニング | 10 |
| 不動産 | 9 |
| 相続・事業承継 | 7 |
目標通りすべての分野で6点以上取れました。タックスプランニングの分野は奇跡が起こり満点でした。
もしどこかの分野が6点以下になったときに、上振れる確率の分野が多いほどリスクを減らせます。捨てる分野は作らずにバランスよく点数を稼ぎましょう。
2.得意分野と苦手分野を見極める
自分の得意分野と苦手分野を理解しましょう。
6分野に均等に勉強時間を取ろうとすると時間がかかりすぎてしまいます。私はすべての分野で6点以上とることを目標にしていたため、得意分野は短く、苦手分野に多く時間をかけて勉強しました。
得意・苦手の見極め方は過去問を解いたときの点数がわかりやすいです。また解いているときに不安を感じることが多い分野は理解が曖昧な可能性があります。勘が当たって点数が取れているだけの可能性もあるので、問題を解いているときの感覚も思い出すようにしてください。
私は金融資産運用が苦手で、不動産と相続・事業承継が得意でした。タックスプランニングも苦手だったのですが、時間をかけて勉強したら点数が取れるようになりました。金融資産運用は勉強しましたが6点より上振れなかったです。
分野の中でも苦手なところ(例えば金融資産運用の中でも円高・円安の考え方)を重点的に勉強して苦手をなくしていってください。
3.学科はテキスト、実技は過去問を重点的に勉強する
FP3級の場合はひたすら暗記するだけで合格できるかもしれませんが、FP2級は覚える量が多すぎて覚えきれません。そのため、学科試験は過去問にやる前に、テキストで内容をしっかりと理解する過程が重要になります。
勉強方法でも紹介しましたが、ほんださんのYouTubeの「ゼロからFP完全講義」シリーズを見ると、ただ暗記していた単語や数字がその結果や数字になる理由を理解できるようになります。理解して覚えたいときは、ほんださんのYouTubeがおすすめです。
学科をきちんと覚えれば、実技解き方さえ覚えれば点数を取れます。実技はほとんど過去問と同じ形式の問題が出るので、過去問で解き方を覚えてしまいましょう。
学科でも自分の実力を知るため、出題されやすい部分を知るために過去問を解くことは大切です。過去問は、学科と実技それぞれ5~10回分解いておくと安心できます。
FP2級は業務未経験・独学でも合格できる

FP2級試験は、業務未経験・独学でもポイントを押さえて勉強することで一発合格できます。FP資格は将来の自分の資産形成の参考になったり、就職や転職するときのアピールになったりと自分の役に立ちます。ぜひチャレンジしてみてください。
